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読書記録

  • ■読書について

    読書は、知識を増やしたり脳トレにも良さそうでおすすめです。

    読んだ本を記録して、記憶をたどり記憶力アップにも良さそうです。

    読書もいろいろ
    「資本論」マルクス
    「MMT現代貨幣理論」関連
    「21世紀の資本」ピケティ関連


    ■読書の記録です。

    ◎「資本論入門」 宇野弘蔵著 (講談社)

    気になったところ

    もちろんこれを聖書扱いすることによって敬意を表しうるものではないが、また、多面では、いくら敬意を表しても表し切れないものがある。

    『資本論』の丸呑みや写し書きは、以上述べたような出版の事情や、その背後にひそむマルクス自身の実に心血をそそいだ偉大なる研究にたいして敬意を表する所以ではないのである。

    私はその主要部品が、まず第1章ないし第3章からなる第一編「商品と貨幣」、つぎに第5章ないし第16章を含む第3編ないし第5編、第3に第21章以下の第7編からなり、この三つの部分が、第2編「貨幣の資本への転化」、第6編「労働賃金」によって結ばれているものと解している。
    もちろん、かかる解釈が正しいかどうかは問題である。
    また私自身としてかかる構成に疑問がないわけではない。
    一応そう解しているにすぎない。


    ◎「資本論入門」 宇野弘蔵著(講談社)にのっていた、著書

    「経済政策論」上巻 (弘文堂)

    「農業問題序論」(改造社)

    「価値論」(河出書房)

    「資本論入門」(白日書院)

    「資本論の研究」(岩波書店)

    「経済原論」上巻 下巻(岩波書店)

    「恐慌論」(岩波書店)

    「経済政策論」(弘文堂)

    「資本論と社会主義」(岩波書店)

    「マルクス経済学原理論の研究」(岩波書店)

    「経済学方法論」(東京大学出版会)

    「経済原論」(岩波書店)

    「社会科学の根本問題」(青木書店)

    「資本論研究Ⅰ~Ⅴ」(筑摩書房)

    「マルクス経済学の諸問題」(岩波書店)

    「資本論の経済学」(岩波書店)

    「資本論五十年」上 下(法政大学書院)

    「経済学の効用」(東京大学出版会)

    「宇野弘蔵著作集」全一〇巻および別巻一(岩波書店)

    「資本論に学ぶ」(東京大学出版会)


    ◎「今こそ「資本論」資本主義の終焉を生き抜くために」 フランシス・ウィーン著 中山元訳 (ポプラ新書)

    裏表紙より

    「資本論」は「革命の書」ではなく、資本主義というシステムの本質をえがきだした書である。

    マルクスの哲学や思想、先行研究、世界でどのように解釈されたのかなどの観点から読み解く。

    豊かな経済活動とともに、格差を伴う資本主義というシステムに飲み込まれないための杖となる一冊。

    佐藤優氏推薦&解説

    「本書はこれから『資本論』の標準的な入門書になるだろう」と

    フラシス・ウィーンの「資本論」解釈は、宇野弘蔵に近いのである。


    ◎「図解 明日を生きるための資本論」 的場昭弘監修 (青春出版社)

    気になるところ

    マルクス「資本論」の読破のコツがのっていました。

    ・道に迷ったら目次に戻ろう

    ・とにかく先にすすむこと

    また説明も第1篇 第1章から
    第7篇 第25章までのなかで章ごとにわけて説明されています。

    やはり目次が大事ということで覚えるために書いておこうと思います。

    ★第1部 資本の生産過程

    第1篇 商品と貨幣
     第1章 商品
     第2章 交換過程
     第3章 貨幣または商品流通

    第2篇 貨幣の資本への転化
     第4章 貨幣の資本への転化

    第3篇 絶対的剰余価値の生産
     第5章 労働過程と価値増殖過程
     第6章 不変資本と可変資本
     第7章 剰余価値率
     第8章 労働日
     第9章 剰余価値率と剰余価値量

    第4篇 相対的剰余価値の生産
     第10章 相対的剰余価値の概念
     第11章 協業
     第12章 分業とマニュファクチュア
     第13章 機械と大工業

    第5篇 絶対的および相対的剰余価値の生産
     第14章 絶対的および相対的剰余価値
     第15章 労働力の価格と剰余価値との量的変動
     第16章 剰余価値率を表わす種々の定式

    第6篇 労賃
     第17章 労働力の価値または価格の労賃への転化
     第18章 時間賃金
     第19章 出来高賃金
     第20章 労賃の国民的相違

    第7篇 資本の蓄積過程
     第21章 単純再生産
     第22章 剰余価値の資本への転化
     第23章 資本主義的蓄積の一般的法則
     第24章 いわゆる本源的蓄積
     第25章 近代植民理論


    ★第2部 資本の流通過程
    第1篇 資本の諸変態とその循環
     第1章 貨幣資本の循環
     第2章 生産資本の循環
     第3章 商品資本の循環
     第4章 循環過程の三つの図式
     第5章 流通期間
     第6章 流通費

    第2篇 資本の回転
     第7章 回転期間と回転数
     第8章 固定資本と流動資本
     第9章 前貸資本の総回転 回転の循環
     第10章 固定資本と流動資本とに関する諸学説 重農学派とアダム・スミス
     第11章 固定資本と流動資本とに関する諸学説 リカード
     第12章 労働期間
     第13章 生産期間
     第14章 流通期間
     第15章 回転期間が資本前貸の大きさに及ぼす影響
     第16章 可変資本の回転
     第17章 剰余価値の流通

    第3篇 社会的総資本の再生産と流通
     第18章 緒論
     第19章 対象についての従来の諸論述
     第20章 単純再生産
     第21章 蓄積と拡大再生産


    ★第3部 資本主義的生産の総過程

    第1篇 剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤率への転化
     第1章 費用価格と利潤
     第2章 利潤率
     第3章 利潤率と剰余価値率との関係
     第4章 回転が利潤率に及ぼす影響
     第5章 不変資本充用上の節約
     第6章 価格変動の影響
     第7章 補遺

    第2篇 利潤の平均利潤への転化
     第8章 生産部門の相違による資本構成の相違とそれにもとづく利潤率の相違
     第9章 一般的利潤率(平均利潤率)の形成と商品価値の生産価格への転化
     第10章 競争による一般的利潤率の平均化 市場価格と市場価値 超過利潤
     第11章 労賃の一般的変動が生産価格に及ぼす影響
     第12章 補遺

    第3篇 利潤率の傾向的低下の法則
     第13章 この法則そのもの
     第14章 反対に作用する諸原因
     第15章 この法則の内的な諸矛盾の展開

    第4篇 商品資本および貨幣資本の商品取引資本および貨幣 取引資本への転化(商人資本)
     第16章 商品取引資本
     第17章 商業利潤
     第18章 商人資本の回転 価格
     第19章 貨幣取引資本
     第20章 商人資本に関する歴史的事実

    第5篇 利子と企業者利得とへの利潤の分裂 利子生み資本
     第21章 利子生み資本
     第22章 利潤の分割 利子率 利子率の「自然的な」率
     第23章 利子と企業者利得
     第24章 利子生み資本の形態での資本関係の外面化
     第25章 信用と架空資本
     第26章 貨幣資本の蓄積 それが利子率に及ぼす影響
     第27章 資本主義的生産における信用の役割
     第28章 流通手段と資本 トゥックとフラートンとの見解
     第29章 銀行資本の諸成分
     第30章 貨幣資本と現実資本 Ⅰ
     第31章 貨幣資本と現実資本 Ⅱ(続き)
     第32章 貨幣資本と現実資本 Ⅲ(結び)
     第33章 信用制度のもとでの流通手段
     第34章 通貨主義と一八四四年のイギリスの銀行立法
     第35章 貴金属と為替相場
     第36章 資本主義以前

    第6篇 超過利潤の地代への転化
     第37章 緒論
     第38章 差額地代 総論
     第39章 差額地代の第一形態(差額地代Ⅰ)
     第40章 差額地代の第二形態(差額地代Ⅱ)
     第41章 差額地代Ⅱ――第一の場合 生産価格が不変な場合
     第42章 差額地代Ⅱ――第二の場合 生産価格が低下する場合
     第43章 差額地代Ⅱ――第三の場合 生産価格が上昇する場合 結論
     第44章 最劣等耕作地でも生まれる差額地代
     第45章 絶対地代
     第46章 建築地地代 鉱山地代 土地価格
     第47章 資本主義的地代の生成

    第7篇 諸収入とそれらの源泉
     第48章 三位一体的定式
     第49章 生産過程の分析のために
     第50章 競争の外観
     第51章 分配関係と生産関係
     第52章 諸階級
     補講(エンゲルス)
     1価値法則と利潤率
     2取引所