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読書記録

  • ■読書について

    読書は、知識を増やしたり脳トレにも良さそうでおすすめです。

    読んだ本を記録して、記憶をたどり記憶力アップにも良さそうです。

    読書もいろいろ
    「資本論」マルクス
    「MMT現代貨幣理論」関連
    「21世紀の資本」ピケティ関連


    ■読書の記録です。

    ◎「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室 基礎知識編」中野剛志著 (KKベストセラーズ)

    気になるところ

    ◎経済政策の基本的な二分類
    インフレ対策とデフレ対策は、政策の方向性が正反対になる。

    ○インフレーション

    (原因)需要>供給

    (対策)需要抑制 供給拡大

    (政策目標)物価安定・賃金抑制

    (政策 (需要対策))小さな政府 緊縮財政 増税 金融引き締め

    (政策 (供給対策))競争促進・生産性の向上
    自由化、規制緩和、民営化、労働市場の流動化
    グローバル化の促進

    ○デフレーション

    (原因)需要<供給

    (対策)需要拡大 供給抑制

    (政策目標)雇用の確保・賃金上昇

    (政策 (需要対策))大きな政府 積極財政 減税 金融緩和

    (政策 (供給対策))競争抑制 規制強化、国有化、労働者の保護 グローバル化の抑制


    平成の日本経済が成長しなくなった最大の理由はデフレである。 デフレとは、物価が下がり続ける=貨幣の価値が上がり続ける状態。 誰も支出したがらないので経済は成長しない。

    経済成長にはマイルドなインフレ(貨幣の価値が下がり続ける状態)が必要である。

    平成日本はデフレ下にあったのに、(金融緩和を除いて)インフレ対策をやり続けた。

    成長にはデフレ対策

    中野推薦本
    「プライマリーバランス亡国論」
    「10%消費税が日本経済を破壊する」 藤井聡

    「積極財政宣言」 島倉原

    「国土が日本人の謎を解く」 大石久和

    「経済学者はなぜ嘘をつくのか」 青木泰樹
    「経済学とは何だろうか」


    ◎「MMT現代貨幣理論入門」L・ランダル・レイ著 島倉原監訳 鈴木正徳訳 中野剛志、松尾匡解説(東洋経済新報社)

    ケインズ理論から
    個々の支出はたいてい所得によって決定される。

    レヴィ経済研究所ワイン・ゴッドリーの研究を引き継いでいる
    ワイン・ゴッドリー

    国内民間収支+国内政府収支+海外収支=0
    一つの部門の赤字は、別の部門の黒字に等しい